二日間にわたり、「第4回DIAクリニカルオペレーション・ モニタリング ワークショップ」にてOmniComm Systemsとして出展致しました。企業展示の案内が無いまま、出展のご報告だけになってしまいました。今回も、諸事情により一人での出展となってしまいましたが、なかなか厳しいものがあります。シングルトラックのカンファでは基本的に、セッション中はブースに立ち寄られる方はいません。話す機会がコーヒーブレイクの間のみですので、人数が揃っていないとそれだけで情報収集の機会も減ります。ボッチ出展は今回が最後だと期待はしています。
荒ぶるフロア
出展スペースにも、会場のセッションの音声は流れ、スライドのプリントも配布されるので、ある程度は内容を把握することができます。大変良心的です。内容についてここでは書けませんが、印象としては、まだまだコンセンサスに程遠い状態にあるなぁ、という感じです。昨今、従来の100%訪問SDVを改めようという議論が色々起きておりますが、依頼者サイドもどのようにしてこれを実現すれば良いのか悩んでいるところがあり、実施施設サイドでは効率化という名の下でCRCの負担増に反発する声も聞かれます。日本は、一施設あたりのエンロール数が少ないので、中央モニタリングやリスクベースドモニタリングの恩恵は大きそうですが、その分各施設の理解を得るのも、マネジメントも複雑になりがちだと想像します。
アカデミアの声
今回、TrialMasterのモニタリング関連機能と、OmniComm SystemsのRBMコンサルテーションサービスを中心に準備をして挑んだのですが、予想以上にアカデミアの方々からのお声かけがあり、もう少し幅広く準備すべきだったと反省しております。個人的には、アカデミアにおけるデータマネジメントの浸透こそ、最優先と考えているので、うれしい限りではありますが。バタバタしていたこともあり、Promasysのパンフレットも実は7.1どまりですので、最新版作らなければですね。その他、次回の出展までに改善したい点多々ありです。
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