「第13回DIA日本年会」出展のご報告

DIA

三日間にわたり、「第13回DIA日本年会」にてOmniComm Systemsとして出展致しました。去年はゴールドでの出展だったため、ランチョンセミナーも行えたのですが、今回はシルバーしか取れなかったためコーヒーブレイクプレゼンテーションとランチブレイクプレゼンテーションのみでした。

気分は広報部門

米国の販促資料を訳すのはなかなか骨が折れるのは以前にも少し書いたことがあると思いますが、今回は:

  • プレゼンテーションのアブストラクト(コーヒーブレイク用とランチブレイク用の計二つ)
  • 同スライド(コーヒーブレイク用のみ)
  • いわゆるワンペイジャー(チラシOmniComm Systems, IncとTrialMasterの合計2部)
  • TrialMasterのデータ出力ユーティリティのソリューション概要(俗に言うSDTMツール)
  • TrialMasterのSafetyLinkのソリューション概要(SAE報告&PVシステムへの流し込み)

毎度の様に、米国英語ということもあり、文化に強く根付いた或いは依存している表現とでも言いましょうか、直訳するととんでもない様なものがてんこ盛りでした。多くは以前よりお世話になっている翻訳会社にまずたたき台を作ってもらい、その上で「原文に忠実なままでは意味不明な日本語」になってしまうものを試行錯誤しながら仕上げて行きました。愚痴をこぼすわけでは決してございませんが、本当に本当に大変でした…仕上がったものは、ソリューション概要というよりプレゼンテーションの原稿のような言い回しとテンポになっており、読み直してみると「あ゛…誤字…脱字…」となりますが、次の糧にしたいと思います。日米で同じ資料にすべきか、日本は日本にあったものをイチから作るできか、は常に悩ましいところです。

2ページ目左カラム最終行:
誤:…データを入手するというら異変非効率的な…
正:…データを入手するという大変非効率的な…

コーヒーブレイクはちょっと残念…

コーヒーブレイクとランチブレイクは、イノベーションシアターと名付けられた横に長い場所で行われました。これは…正直イケていませんでした…。プレゼンターは講演台の後ろに立ち、スクリーンとの距離がなさ過ぎるため振り向いても何が映し出されているのかが全くわかりません。ノートパソコンでスライドの内容を確認することになりますが、Windows 10のプレゼンテーションモードを使用しているとスライドが小さすぎますし、何よりノートパソコンを見ながらオーディエンスと(自分には見えない)スクリーンの間のコミュニケーションを成り立たせるのが非常に難しい。もちろん、皆さんそもそもコーヒーが目的であって、「座って聞こう!」というムードでは当然ないのですよね。オーディエンスは右端と左端にいるため首は180回るし、遠すぎて目が合わないし…DIAの各種ワークショップのコーヒーブレイクの仕様(展示ブース前でプレゼン)の方が断然好みです。次回があれば、ムービーを用意して、テンポは強制されますが講演台の前に出て話すことにします…いや、本当にイケてなかったです。反省会用に誰かにビデオを撮ってもらえば良かったと思うレベル。

再会と出会いと学び

移動したから今回は会えなかった人や、移動したからこそ会えた人、転職しちゃったから会えなかった人、転職したから会えた人、国が違うけどここでは必ず会う人、ハーフ同士と言うだけで謎の親近感を覚えてしまう人。少人数体制での学会の準備は毎度毎度大変だけれども、得られるものが多いです。普段仕事でお世話になっている方々と、普段とは違う雰囲気でコミュニケーションが取れる、そういう場としての学会が個人的には凄く好きです。競合他社さんと、課題についてオープンなディスカッションをしたり、「こういう需要もあるのか~」と新しい気づきがあったり、普段は電話越しやメール越しのコミュニケーションしかない上司にパイプラインマネジメントの意義を熱弁されてみたり、大変有意義でした。

次のイベントは米子の「第37回日本臨床薬理学会学術総会」。残念ながら企業展示はありませんが、その代わりに、企業展示だとなかなか拝聴できないセッションをたっぷり堪能してこようと思います。

asparagus

アスパラガスの串揚げ

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