一年間会社をやってみて

日々の監査証跡

今月はめまぐるしくて、臨床薬理学会を除いて投稿をせずに年末を迎えてしまいました…なんとも不甲斐ない限りです。設立が昨年の12月だったので、厳密には既に二期目ですが、今年度の会計を締めて、初めてフルの会計年度を終えました。反省点が多々見受けられますが、とりあえずはこの一年で出来上がったものを素直に有り難がろうと思います。去年空っぽだったテナントには、フローリング、冷暖房、デスク、パソコン、コーヒーマシン、金庫、キャビネット、そして人も入ってきて、なかなかに充実した環境で仕事が出来るようになって参りました。お勤めさせていただいていた時には当たり前の様なものが、いざ準備するとなるとどれほど大変なことなのかを、自らが経験できたのは大変貴重だと感じています。

立ち上げに伴い、個人事業主のころから引き継いでやって来た業務に支障が生じてしまうことも少なくありませんでした。お取引先や、その他お世話になっている人への連絡やサポートも、常に万全だったとは言いがたいです。この様な状態にも関わらずご辛抱頂いた方々も多く、感謝の気持ちでいっぱいです。

抱負、と言ってはなのですが、来年からは(広義の)マニュアル作りに着手していきたいと思います。うちの業務手順書もそうですし、当然操作マニュアルの類いもそうですが、バリデーションをどうしたら良いの?という声にももう少し具体的な助言が出来る様に、色々と勉強中です。厚労省が出している「コンピュータ化システム適正管理ガイドライン」の内容が少々簡素ということと、対象がEDCシステムに限定されていないことから、参考になるのかならないのか、判断が難しいところですよね…パッケージ製品のことは何一つ考えていないというところも、ややこしい。ただ、視察はこれをベースに行われるとのことなので、意識しないわけにはいかないでしょう。私も、いままで作られたものに自身の運用を合わせるということしかしてこなかったため、作成の過程で、どういうところで躓くのかということは受け売りレベルで語るのがやっとです。というわけで、実際に一式作ってみようと思います。大人の工作、でしょうか。

一年間ブログをやってみて

肝心の(?)当ブログですが、今月は投稿数が少ない割りに、意外にもPV数が安定しています。しっかり出力して分析するためのツールが無いので、はっきりとしたことは言えませんが、感覚としては検索エンジンからの訪問者数がSNSからの訪問者数より多くなってきている印象です。残念ながら、Googleは相変わらず検索ワードを非公開にしているので、どのキーワードで検索して当ブログに辿り着いたのかが、9割わからない状態です(それだけ、Googleの検索エンジンシェアは圧倒的)。

投稿別ビュー数については、相変わらず、「HTTPからHTTPSへ自動リダイレクト」がシェア数最下位とPV数最上位という面白い結果になっています。基本的に、シェア数とビュー数は正比例する傾向があるのですが、検索エンジンからの来訪者が多い場合だと全く相関しないという良い例です。臨床薬理学会の報告も投稿から一月しか経っていないのにちゃっかりランクインしていて、嬉しい限りです。二日目&三日目の報告もありますので、まだの方はお手すきの時にでも是非ご一読ください。

TitleViews
HTTPからHTTPSへ自動リダイレクト967
研究者にCRFの意義を説明したい454
選択的&動的モニタリング410
株式会社TeDaMa設立にあたり407
データの縦持ち・横持ち311
会社概要283
データマネジメントって何?267
1240という衝撃…日本の治験審査委員会数235
第37回日本臨床薬理学会学術総会1日目224

これからの「とある会社の監査証跡」

先に宣言しました通り、これからは手順書周りでも色々雑感を書いていこうかと思います。本職のデータマネジメント関連の記事が少々行き詰まった感があるのですが、内容を膨らます前に一度再整理をしないとごちゃごちゃになってしまいそうです…データマネジメントはしゃべらせれば止まらない人なのですが、だらだら長く書くのが正義では無いので、悩ましいところです。

ブログとしてはもちろんですが、サイトとしてももう少し充実していかなければならないと感じております。いわゆる「固定ページ」のところですね。株式会社TeDaMaが何をしているのか、「○○についてはおまかせ下さい!」の類いの強いアピールも無い状態ですので、そこからまず手を付けていきたいと思います。

この一年皆さんに支えられ、感謝の言葉もあり、ときには叱咤もあり、たくさんの助言を頂きました。重ねて、厚く御礼申し上げます。来る年も、何卒よろしくお願い申し上げます。

コメント

  1. EU より:

    頑張れ~

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