現在のオフィスは、歯科医院として設計されて、その後学習塾として使用され、その後選挙時に政治家さんの事務所として使用されてきました。人口に比してやたら面積のあるテナントですが、もともとの設計のため、広い(歯科医ユニットが三台並んでいたと推定される)部屋一つ以外は、こまごまとスペースが分けられています。その中で、もとレントゲン室と思わしき一角があるのですが、有効活用の手段が無いので、事務方さんと相談してロッカーを設置しようと言うことに。
1万円ちょっとで安いな~と思いながら深く考えずに通販で注文…しかし届いたのは某外資系家具屋さんでお馴染みにのフラットパック!組み立て式でした。安いわけですよね…中身はロッカーの側板2枚、背板、ドアフレーム、そして全く見分けの付かない天板、下版、仕切り板2枚の計4枚。「組み立て前にカギの開閉確認をして下さい」と説明書。鍵は、どのドア用かという目印も無く、箱の中に放り込まれている様子。6回開閉動作をやってみれば全部確認できるので問題は無いですが…
さて、いざ組み立てへ!取扱説明書を開いてみると、背板(訓読み)を側板(何故か音読み)にスライドさせて取り付ける仕組みっぽい。サラッと書いてあるのですが、やってみるとレントゲン室では狭すぎて、結局廊下に持ち出して組み立てることに…
背板がついてしまえば、組み立ては非常にやりやすく、サクッと終わらせ、壁に密着させるために余ったダンボールを底面の下に敷いて角度を調節して完了!ごっつい業務用掃除機が隠れる場所にもなって一石二鳥でした。鍵がついていても、スチール板が薄いので防犯性能は無いに等しいですが、ロッカーってそもそも防犯目的で鍵が付いているというより、他人に見られない・間違って他人のロッカーを開けない、ということですよね。
尚、防犯性能も防災性能も優れている、今回のロッカーと同じ容量の耐火キャビネットだと値段100倍は下らないので、「鍵」という同じセキュリティのかけ方でも、収納する目的・理由に応じてこうも出費が違うものなのだなと改めて思いました。
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