通訳をお願いされる場面が最近多いのだが、英語しゃべりながらも自分のオランダ人訛りが激しく気になる。もう、頭蓋骨を伝ってくるあの感覚(きっとオランダ人にしかわからない)がなんとも言えない。イギリス人っぽくしゃべって、隠そうとしても無理。
一発でバレる
とあるお医者さんと遭遇し、英語で話して始めると、「あんた、オランダ人だろ!わっはっは!」と言われてドキっと。オランダ訛りの英語は、なかなか特徴があるみたいで、一発でわかるみたいです。ベースが英国英語だからなのと、SとAの発音が独特、そして全体的に田舎っぽい(かも)?酷いときは自己紹介時に「I’m from the…」まで言いかけると相手から「the Netherlands!!!」と大喜びで言ってくる。まー、オランダ人からしても、ドイツ語圏の人の英語、フランス語圏の人の英語は一発でわかりますけどね。ベルギー人の英語は、国が一応オランダ語圏なのに、フランス語訛りに近いのが面白い。
訛りは隠さないで大丈夫
ライデン大学在学中、英語教師に言われたのが、これ。英語圏ネイティブの発音は、声優でも目指さない限り、活躍の場は少ないし、アカデミアの世界でも、ビジネスの世界でも不要。むしろ中途半端にネイティブの発音を「真似」ようとすると、聞き取り辛くなると。これ、確かにそうだと思います。使い慣れている音を、使い慣れていない音に置き換えて行っているわけだから、そこに痛みが伴わないはずもない…例えば、シン・ゴ○ラのあのアメリカ育ちという設定のキャラ。英語を話すシーンでは、何を言っているのか、私にはさっぱり聞き取れませんでした。でもおそらく英語にあまり触れられない方々からしたらそれっぽく聞こえるのだろうな、とも想像できます。
…でもここだけは押さえておきたい
日本語が第一言語の方々は、発音の面では正直ハンデが大きいのだろうなと想像します。母音の数も、子音の数も、英語その他ヨーロッパの言語に比べて圧倒的に少ないから、英語を話すオランダ人みたいに、似たような音を適当に当てはめてなんとかなることも無いですし。でも正直、LとRの違いさえ押さえておけば、後は(コミュニケーションをする上では)日本語訛りでも全く支障は無いと断言したい。LとRは、ググってみるとめちゃくちゃ親切丁寧に解説しているブログが色々出てきいますので、二つ紹介:


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