ソウルのアカデミア巡り

データマネジメント

現在、アーノルドは韓国・ソウルに来ております。韓国は、実はアジアで最初にPromasysを導入したユーザー群。それこそ紙媒体からのダブルデータエントリーをメインにしていたころのバージョンからスタートしていました。一部の施設では、私自身、他に身を置きながら(ベンダー所属ではなかったです)トレーニングを実施させて頂いたことがあり、数年に一度しか会えないのに毎回凄くよくしてもらっています。今回は、久しぶりに韓国のユーザーさんの「使用実績調査」と、次期バージョンの展望を紹介、そして困ったことを吸い上げる、そんな回です。

懸念されていた大気汚染もなく、晴天、そして満開というボーナス付き出張

韓国は、もともと国策として、自国の病院でバリバリ治験が受けられるようにしようと言うことがあったとのことで、病院の規模も、早期臨床治験が受けられる環境作りも、力の入りようが素晴らしいです。国策はある程度は日本でもあるのですが、なんでしょう…この違いは…

どこの施設も、多くのスタッフさんに時間を割いて、ミーティングに参加頂き、大変有意義な話ができました。新バージョンに実装予定の機能もインパクトのあるものばかりなので、初披露の際はなかなか盛り上がりました。開発陣の苦労を知っているからこそ、彼らに「すっごく喜ばれたよ~!!」というお土産話が持ち帰られるのは大変うれしいこと。いや、本当によくやってくれました…QAを得て、実際に世に放たれて、洗礼を受けるのが今から楽しみです。ご興味の方は、リリースに先立ちパンフを用意しておりますので、是非ダウンロードしてみて下さい。

一番うれしかったのは、システムをいままで数百の企業治験(主に早期臨床)で使って頂いているとある施設で、使いやすさと安定性について高い評価を得ているというお言葉でした。同時に、バージョンアップ時のバリデーションが億劫に感じられている声も多く聞かれました。難しい問題ですが、基本的なスタンス:ベンダーとしてしっかりテストはしますし、テスト内容は監査で全部確認出来ます。闇雲に全てバリデーションをかけるのではなくて、監査を踏まえて、ベンダーのテスト結果をもとにリスクアセスメント(どこからどこまでをテストすべきか、等)を考えても良いのではないでしょうか?と思います。

ではでは、これからも、実際のユーザーさんに近い立場で、コツコツ頑張っていきたいと思います。

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