続・ハンズオンセミナーのご案内:Promasys eProアプリ

日本臨床薬理学会

先日ご案内させて頂いた通り、2017年12月7日~9日にパシフィコ横浜(横浜市)で開催される、「第38回日本臨床薬理学会学術総会」にて、Promasys 7.3から実装されるePROアプリのハンズオンセミナーを実施いたします。当学会のホームページにて参加申し込みが開始されましたので、是非是非お申し込み下さい。締め切りは11月24日とのことです。

なお、先日Promasysの開発部隊より連絡があり、Androidデバイスの対応が既に完了しているとのことです。対象に「iPhoneまたはiPadをお持ちの方」とありますが、Androidデバイスのみの方でもご参加頂けます!

具体的に何をするの?

と、不安に思われている方もいると思いますので、ちょっとチラ見せ。Promasysは俗に言うCDMS/EDCですが、尺が2時間しかありませんのでイチからCRFを作る…なんてことはしません。CRFは既に作られたシンプルなものを用い、ePROの設定ツールを使って、そのCRFのどの部分をePROに展開するか…を操作します。

ePRO設定ツールのスクリーンショット。患者さんにも伝わりやすいように、CRFの表記を「拡張期血圧」から「下の血圧」等に変更したり、入力方法を変えたり…

同じ数値データを入力する場合でも、数種類の入力方法が選べます。例えば、1から10までの値を入力して欲しいときは、キーパッドを表示するより、スライダーで入力してもらった方が良い場合もあります。

拡張期血圧を、既定値の120から「+」と「-」をタップして入力

小数点数の場合はオーソドックスにキーパッドで入力

ePROならではの機能

ここまでですと、紙媒体の患者日誌を単に電子化しただけですので、イベント当日は時間の許す限りePROならではの機能についても体感してもらえればと考えております。ePROの大きな意義は、いわゆる駐車場症候群を回避することにありますので、「今日の花粉の症状」は本当に当日にしか入力出来ない風にするのが確実です。それでは厳しすぎるという場合には、緩めてみる…等のことで悩んでもらうのが1つの狙いです。

特定の条件が満たされている場合にのみ、項目が表示される設定

他には、「今日は血圧を測りましたか」にYESと入力したときのみ血圧の入力欄が表示される等の分岐を作ってみる…有害事象の報告をePROを通して可能にする…等、単に一方的に入力してもらうのではなくて、医療従事者とのコミュニケーションにも役立たせる方法についての議論も出来ればと考えております。

乞うご期待!

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